確実にデータを取り戻す

パソコンを取り巻く環境

 従来のパソコンは、各企業が独自の規格に基づき、それぞれが自社開発した基本プログラムを利用して製品化を行なってきました。そのため、システム一式をそろえるには、性能を重視するというよりも、メーカーごとでシステムをそろえることが一般的でした。  その後、海外メーカーも含め、パソコンの製品規格や周辺機器の仕様等を共通化することで、異なるメーカーでも周辺装置を接続できたり、データ通信を行う事ができるようになってきました。  これによって、それまでは非常に多かったpcと周辺装置との間で起こっていた動作の不具合も解消されるようになってきました。  また、電子回路技術や設計、製造技術の進歩によって、pcのトラブルも減少してきています。

トラブルについて

 今後のpcを含めたトラブル発生の傾向を予測した場合、ハードウェアのトラブルよりもソフトウェアのトラブルのほうが比率は大きくなる事が予測されます。  ハードウェアの品質は、回路設計技術や製造技術等の品質向上にともなって相当高くなってきています。従って、ハードウェアに起因した致命的なトラブルの発生する確率はかなり低くなりつつあります。そのため、pc復旧を要するようなトラブルについては、個体に依存して起きたトラブルの可能性が高く、通常は部品交換で完了します。  一方、基本OSの動作やアプリの作業において、不慮の操作ミスや誤動作によって致命的なトラブルが起こることは十分考えられます。場合によっては、記録データを消去したうえで基本OSを書き変えないといけないような致命的なトラブルもありえます。その場合、pcのハード的な復旧は必要ありませんが、ソフト的な復旧は相当専門的なスキルを要する作業となり得ます。そこで、システムの復旧を行う場合には、個人で処理せずに、pcの復旧専門業者に依頼して、過去の記録データの復旧や修復を最大限してもらうことが得策です。